ブログ

2020.09.15

当院での胃アニサキス症の症例数が150例になりました。

晴海3丁目クリニックです。

開院しておおよそ2年半で胃アニサキス症の症例が150例になりました。

以前より幾度となくブログにてアニサキスについて書いてきましたが、緊急事態宣言が明けて、日常生活が戻ってきてから、刺身、寿司を食べる機会が増えてきたせいか、アニサキスの症例が急に増えてきました。

原因として一番多い食材がさば、しめさばです。
特に店で出されたものではなくて自分で調理したという方が多い印象がありました。

他にはあじ、いわし、さんま、さより、きす、きんめ、いか、いさき等、多岐にわたります。

その他カルパッチョを食べてから発症した方も数名いらっしゃいました。

以前と比べるとかつお、サーモンは減ってきていると思います。

また当院は土日に診療しているため、アニサキスの症例も土日に来院される方が多い傾向にあります。

おおよそ近医からの紹介
あるいは患者さん本人が他院で出された胃腸薬、あるいは市販薬で経過を見るも我慢できずに来院。
インターネット、googleで検索して患者さん自身でアニサキスと診断し当院を見つけて遠方から来院
といった形で受診されます。

食直後でない限りは当日に胃カメラを行い、アニサキスの診断、内視鏡的除去術を行っております。

胃アニサキス症を疑うような心窩部痛が出現した際には当院にお問い合わせください。