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2019.11.21

胃アニサキス症が90例となりました。

こんにちは 晴海3丁目クリニックです。

本日も腹痛精査(アジ摂取後)にて緊急で上部消化管内視鏡を施行したところアニサキスを認めたため内視鏡的に除去いたしました。

当院はちょうど古い築地市場と新しい豊洲市場に挟まれたところに位置しておりアニサキス症の患者さん受診が非常に多いと感じております。本日でちょうど90例となりました。

胃アニサキスによる痛みはアニサキスが胃粘膜を食べたことによるアレルギー反応で起こるもので、よく胃薬を内服しても改善しないとのことで当院を受診される方がかなりいらっしゃいます。また内視鏡でアニサキスを除去しただけでは痛みが改善しないため、除去した後、あるいはアニサキスの虫体が確認できなくてもアニサキスを疑うような胃粘膜の浮腫を認めた患者さんには鎮痛薬、抗アレルギー薬、ステロイドを投与しております。

現在はJDD11/21~24まで(日本消化器病学会週間)というかなり大きな学会が神戸で開催されており、1年の中で一番内視鏡医が少ない時期となっております。

上記のようなあじ、カツオ、しめさば、イサキ、さんま等を摂取した後に腹痛等気になる症状があるようなら気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

ちなみに下は豊洲市場で食べた寿司です。どこの店舗に入っても非常に美味しいです。

当クリニックからも豊洲市場は自転車5分、徒歩15分、車だと1~2分と非常に近くに位置しております。